リサイタルシリーズ”Profilo”

第2回
バッハ 若き日々〜2つの写本から〜

 過日は出演者都合により開催延期となり、お客様にはご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを改めてお詫び申し上げます。このたび振替公演の開催日程が決定しましたので下記にご案内いたします。

【チケット払戻および交換につきまして】
既にチケットをお持ちのお客様につきましては、下記ご参照の上、お問い合わせフォームよりお手続きをお願い申し上げます。

①払戻ご希望の場合
上記フォームにお名前、お持ちのチケット券種・公演時間をご明記の上、払戻ご希望の旨ご連絡くださいませ。追ってお手続きについてご案内申し上げます。

②時間変更のみご希望の場合(例…12:00のチケットを持っているが15:00に変更したい)
上記フォームより時間変更ご希望の旨ご連絡くださいませ。お手元のチケットの交換は必要ございません。

大変お手数をおかけしまして恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。



【新日程】2023年7月29日(土)
松本記念音楽迎賓館 Aホール
(アクセス情報はこちら)

2回公演(同一プログラム)
①12:00開演(11:30開場)
②15:00開演(14:30開場)
※開催時刻の変更はございません。

出演 流尾真衣(チェンバロ、オルガン) 
ゲスト:谷口洋介(テノール)

10歳までに相次いで両親を亡くし、孤児となったヨハン・セバスチャン・バッハ。死が身近であった時代とはいえ、まだ幼い子供にとってこの喪失はどれほど辛いことであったでしょうか。

オールドルフでオルガニストをつとめていた長兄ヨハン・クリストフに引き取られ音楽の手ほどきを受けたバッハ。月明かりのもと、数ヶ月に渡って兄の楽譜コレクションを筆写したエピソードは有名です。バッハはその後リューネブルク、アルンシュタット、ミュールハウゼン、ヴァイマル……と各地を転々としながら、音楽の腕をたよりにその人生を歩んでいきます。

《平均律クラヴィーア曲集》《インヴェンションとシンフォニア》《フランス組曲》など、こんにちピアノでもよく演奏されるバッハの鍵盤作品。しかしこれらはみな30代以降の円熟期の作品です。バッハは若い頃、どんな作品を書いていたのでしょうか?どんな人物、作品と出会っていたのでしょうか?

今回は兄ヨハン・クリストフが編纂したとされる『メラ―写本』『アンドレアス・バッハ本』を中心に、バッハ30歳頃までの作品をお届けします。

トッカータニ長調BWV912冒頭部分 
メラー写本より

Program

◆J.S.バッハ:
トッカータ ニ長調  BWV912
カプリッチョ「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」ホ長調 BWV993
ファンタジア イ短調 BWV922
コラール前奏曲「暁の明星のいと美しきかな」BWV739
カンタータ第106番「神の時は最上の時なり」抜粋

◆J.J.フローベルガー:トッカータ ニ短調 FbWV102
◆D.ブクステフーデ:チャッコーナ ホ短調 BuxWV160
◆G.ベーム:組曲第2番 ニ長調より 序曲

ほか
※都合により曲目が変更になる場合がございます。ご了承ください

【プレイガイド】
下記Yahoo!パスマーケットにて販売中
◆会場チケット:
一般3,500円/学生2,000円

◆アーカイブ配信視聴チケット:2,500円
(配信予定期間 2023年8/12 10:00〜9/12 23:59)

会場チケットは下記「お問い合わせ」からも
お申込みいただけます。


リサイタルシリーズ”Profilo”とは?

【profilo】[名](男)
1 輪郭
2 横顔, プロフィール
3 側面, 観点
4 (建築物, 船体の)縦断面(図), 側面図;(地層の)断面図
5 簡単な人物紹介, 人物評
6 縁取り, 縁飾り, 笹縁.
7 彫刻刀.

(伊和中辞典 2版)

何百年も前に生まれ、時を越え国を越えて愛されてきた作品たち。チェンバロが奏でる音楽を通して、時代、国、楽器、そして作曲家の”Profilo”を見つめるシリーズです。
(第1回「チェンバロ・プロフィーロ」についてはこちらをご覧ください)

主催:リサイタルシリーズ”Profilo”実行委員会
後援:日本チェンバロ協会
協力:Promusica Continuo株式会社
助成:さわかみオペラ芸術振興財団
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