流尾真衣リサイタルシリーズ”Profilo”第1回

第1回「チェンバロ・プロフィーロ」

2021年12月28日(火)
東京オペラシティ3F 近江楽堂

出演 流尾真衣(チェンバロ) 
ゲスト:谷口洋介(テノール)

映像制作:Promusica Continuo株式会社

皆様は、チェンバロという楽器、そしてその音楽にどのようなイメージを抱かれるでしょうか。
何百年も前に生まれ、時を越え国を越えて愛されてきた多くの作品たち。チェンバロが奏でる音楽を通して、時代、国、楽器、そして作曲家の「横顔=”Profilo”」を見つめるシリーズが始まります。
第1回となる今回は、まずはチェンバロという楽器のProfiloをほんの一部、ご紹介します。メインプログラムはJ.S.バッハの《フランス風序曲》。上下2段の鍵盤を駆使し、フランス様式とバッハの音楽が融合した数々の舞曲で織りなされる名曲です。
チェンバロを聴くのが初めての方も、チェンバロを愛してやまない方も、どうぞ日常を離れ、ごゆっくりとお楽しみください。

《使用チェンバロ》久保田 彰氏 製作 初期フランス様式 二段鍵盤(2006年) 近江楽堂所蔵

Program

◆J.S.バッハ:フランス風序曲 BWV831 全曲
◆J.S.バッハ:プレリュード第1番 ハ長調 BWV846  ー《平均律クラヴィーア曲集第1巻》より

◆W.バード:ソールズベリー伯爵のパヴァーヌとガイヤルド  MB27/15

★G.フレスコバルディ:こんなふうに僕を軽蔑して F7.16

◆L.クープラン:プレリュード  ニ短調

◆J.カバニーリェス:第1旋法によるパッサカーリェス

★G.F.ヘンデル:あなたがこの方を誹ったので~しかし、あなたは彼の魂を陰府に捨て置かれず ーオラトリオ≪メサイア≫ HWV56 第2部より

◆D.スカルラッテイ:ソナタ ニ長調 K.119

★J.S.バッハ:さあ倣り高ぶる敵どもよ、脅かすがいい  —≪クリスマス・オラトリオ≫ BWV248 第6部より