教会カンタータ・シリーズ vol. 91
コラールカンタータ300年プロジェクトⅦ(第7回/全10回)
【日時】
東京公演◆2025年 9月6日(土)15:00開演
神戸公演◆2025年 9月7日(日)15:00開演
(両公演ともプレトークあり)
【会場】
東京公演◆調布市文化会館 たづくり くすのきホール
神戸公演◆神戸松蔭大学チャペル
【プログラム(両公演共通)】
J.S.バッハ:
・カンタータ第5番《私は、どこに逃れることができよう?》BWV 5
・第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV 8
・第91番《誉め讃えられよ、イエス・キリスト》BWV 91
・第130番《主なる神よ、我ら皆あなたを讃えます》BWV 130
【出演】
指揮:鈴木雅明
ソプラノ:藤井玲南
アルト:青木 洋也
テノール:櫻田 亮
バス:加耒 徹
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
※プログラムや出演者は変更となる可能性があります
【チケット情報】
2025年6月12日(木)一回券発売開始
◆東京公演
全席指定:6,300円
U25:3,000円
2025年6月10日(火)ちょうふアートプラス会員先行
◆神戸公演
1階指定:9,800円
2階バルコニー立見席 1列目:5,000円
2階バルコニー立見席 2列目:3,000円
お問い合わせ:
バッハ・コレギウム・ジャパン チケットセンター
TEL 03-5301-0950
(平日10:00~18:00受付)
※東京公演はこちらのteketからもお求めいただけます。
teket.jp/4425/46255
【コラールカンタータプロジェクトとは?】
1723年にライプツィヒに移り住んだバッハは、その翌年1724年の5月から翌年の3月の終わりまでに、“コラールカンタータ”と呼ばれる特別なカンタータをちょうど40曲作曲しました。コラールとは、会衆が斉唱で歌う賛美歌のことで、教会カンタータには、多かれ少なかれコラールが関係していますが、この年のカンタータは特別な構造をもっていたので、特にこの名称で呼ばれています。
実は1724年にコラールカンタータが40曲書かれたのは、この年が1524年からちょうど200年後にあたっていたからでした。1524年には、宗教改革者マルティン・ルターが、多くの音楽家と共同して、会衆が歌えるようにいくつかの賛美歌集を出版したので、“賛美歌制定の年”と認識されていたのです。ですからこれは、賛美歌制定200周年を祝った企画だったに違いありません。
そして、今その300年後、ルターの賛美歌制定から500年、そしてバッハのコラールカンタータ作曲から300年を記念して、私たちバッハ・コレギウム・ジャパンも、2024年、2025年の2年間を通して、コラールカンタータを40曲演奏したい、と考えています。──音楽監督 鈴木雅明
BCJ創立35周年の節目に、バッハのコラール・カンタータシリーズが展開されています。この40曲の「コラール・カンタータ」はどの作品のどのパートをとっても、圧倒されるほどの充実度・徹底ぶりです。
第1回に引き続いて、今回も演奏の機会をいただきました。ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

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